ヘッジファンドのレバレッジ

ヘッジファンドのレバレッジ

そもそもレバレッジとは

そもそもレバレッジとは そもそもレバレッジはレバー(leverてこ)から来た言葉で、他人資本を使って利益率を高めることを意味します。例えば、100万円の自己資金で100万円の売上で10万円の利益を得ていた商人が、銀行から400万円の融資を受けて売上を500万円に増やし利益も50万円に増やした場合のレバレッジは5倍となります。
この様に、レバレッジは経済用語として使われ他人資本を使って利益率を高めることを意味しましたが、近年はもっぱら投資用語として使われています。
例えば、自己資金を100万円しか持たない投資家が銀行から400万円の融資を受けて500万円投資した場合、レバレッジは5倍となる訳です。
現在の主な金融商品のレバレッジは以下の通りです。株式現物取引:レバレッジ1倍、株式信用取引:レバレッジ約3倍、株式先物取引:レバレッジ30倍、FX:レバレッジ30倍などです。但し、先物取引やFXの場合、法人や機関投資家のレバレッジを数百倍まで引き上げている業者もあります。


リスクとリターン

リスクとリターン 一般的にレバレッジが高い金融商品は儲かるという根拠の無いイメージがあります。しかし、高いレバレッジの金融商品は成功した場合の利益は大きいですが、失敗した場合の損失も大きくなることは言うまでも無いことです。
つまり、リスクとリターンは常に同じ倍率であることを認識する必要があります。前述の主な金融商品のレバレッジは、株式現物取引:1倍、株式信用取引:約3倍、株式先物取引:30倍、FX:30倍ですから、株式信用取引のリスクは3倍でリターンも3倍になり、先物やFXの場合のリスクは30倍でリターンも30倍になる訳です。
従って、リスクとリターンは常に時計の振り子の様に、その幅は同じなのです。
振り返って見ますと、世の中の金融商品でリターンが高くリスクの無い商品はありません。もし、その様な金融商品があれば運用で苦労する人は居なくなりますが、実際にその様な金融商品は存在しないのです。
従って、「絶対に儲かります」という営業トークを信じる程、愚かなことはありません。

ヘッジファンドのレバレッジ

一般的にヘッジファンドは最大限のレバレッジを使っています。トップクラスのヘッジファンドの場合は年率で30%~50%のパフォーマンスを上げますが、その様に高率なパフォーマンスを上げるにはレバレッジを使った効率的な資金運用が不可欠だからです。
そして、各ヘッジファンドの実際のレバレッジはファンドによって様々ですが、多くのファンドで先物やオプションを使っていますから少なくとも数倍から10倍程度のレバレッジを通常は使っていると考えられます。